内容紹介
「大好きだったおばあちゃん...
最近わからなくなったんだ」。
小学3年生・9才の少年「よしお」のひと夏の思い出を描く絵本的エッセイ。
大好きなおばあちゃんが最近、なんだかおかしい。
どうしたんだろう。。。そんなある日、よしおがおばあちゃんのメガネをかけてみたら...
「おばあちゃんの景色が見えてきた。それはおばあちゃんの思い出だったんだ」。認知症と診断される人の数は2025年に700万人に達すると言われています。
認知症の方が見る景色っていったいどんな景色なのだろう...... 実際にグループホームで働く著者・ないとうともあき氏が得た、貴重な実体験をもとに、 認知症の家族を持つ皆さんへの理解・認知のきっかけも含めて「メガネ」という形を通して、 その景色を少年よしおと一緒にみつけられる物語です。